かさまリビングは、[埼玉県]坂戸、若葉、鶴ヶ島の賃貸不動産、駐車場、売買物件を取扱う不動産です。

MENU

知っ得!不動産ガイド

一戸建かマンションか

一戸建かマンションか。マイホームが一生の買い物である以上、重要な選択です。なにしろ一度購入してしまえば、簡単に買い替えるわけにはいかないのですから、漠然としたイメージだけでなく、一戸建とマンションのメリット、デメリットを見極め、自分のニーズにより合致した選択をしたいものです。

一戸建の特徴

財産として土地を所有できる

一戸建てのマンションに比べた最大の経済的メリットは、敷地を単独で所有できるということです。建物は年々価値が減少していきますが、土地は相場による上下はあるものの、時の経過によって基本的な価値が減少するわけではありません。つまり、家を財産として捉えた場合、マンションに比べて一戸建のほうがより安定的な価値があるといえます。

庭がある

一戸建とマンションとの最大の違いは、なんといっても、庭があることです。マンションでも、ベランダで植木を育てることはできますが、本格的なガーデニングを楽しみたければ、一戸建に住む必要があります。

自由な設計ができる

マンションは、基本的にディベロッパーが造ったものを購入するしかなく、買う側のできることは、どのマンションか選ぶことだけです。その点、一戸建は、建売を買うのでなければ、どんな家にするのか、買う側の意見を反映させて造ることができます。自分の思い描いた理想の家に住みたいと思っている人には、一戸建がお薦めです。

リフォーム、メンテナンス

一戸建の場合、建物を自由にリフォームできるメリットがありますが、反面、修繕なども全て自分で行わなければなりません。欧米の住宅は、100年前後の耐用年数がありますが、日本の一戸建住宅の平均的な建替えサイクルは26年しかないので、最近の住宅は品質が向上しているといっても、家を購入する時点である程度建替えのことまで考えておく必要があります。

ペットが自由に飼える

最近はペットを飼えるマンションも増えてはきましたが、それでもせいぜい猫や小型犬までのところが多く、セントバーナードやダルメシアンを飼いたいと思えば、やはり一戸建に住む必要があります。

地域コミュニティ

人間関係が希薄になりがちなマンションに比べて、一戸建の場合、隣近所との付き合いが密接になります。地域コミュニティがしっかりしている住宅街は、空き巣などの犯罪も少ないですし、何かあった時に隣近所が頼りになるのはありがたいことです。ただし、その反面、ちょっと田舎の場合、しがらみが多いこともあるので、わずらわしい人間関係が苦手な人には、マンションの方が向いているかもしれません。

マンションの特徴

立地の良い家を安く買える

一戸建に比べたマンションの経済的メリットは、一戸あたりの土地面積が少ないので、家の価格に占める土地代が少なくてすむということです。つまり、地価の高い場所でも、同じ床面積の家を一戸建に比べて安く買えることになります。駅に近い一戸建などはもともと少ないので、立地を重視するのなら、マンションが有利です。

眺望

高層階の眺望の良さは、マンション生活の大きな魅力です。エレベータがなかなか来ないので外出するのが面倒になる、風が強くて窓があけられない、など、デメリットも指摘されていますが、一度高層マンションに住んだ人は、もし引越しをしても高層マンションに住みたいという人が圧倒的に多いそうなので、デメリットを差引いてもメリットが大きいようです。

鍵一本で戸締りできる

1、2階を除いて、基本的にマンションの部屋へは入り口のドアからしか入ることができないので、外出する時に戸締りが気になってしかたのない心配性の方には、入り口のドアだけチェックすれば良いマンションがお薦めです。ただし、最近は一瞬で鍵を開けてしまうピッキングによる空き巣が増えていますので、鍵をピッキングされにくい最新の物に常に交換するなど、対策は万全にする必要があります。

維持・管理

建物の外回りやエントランスなど共用部分は、基本的に管理会社が清掃など基本的なメンテナンスを行ってくれるので、面倒がありません。ただし、毎月決して安くはない管理費や修繕積立金を払わなければなりませんし、管理組合がしっかりしていないマンションでは、管理会社に手抜きをされる恐れもあります。また、入居者の共有財産なので、建物が古くなってきたからといって、簡単に建替えることもできません。最近のマンションの耐用年数が伸びているといっても、将来、大規模な修繕が必要になった場合などには問題が発生するかもしれません。